SSブログ

パイプオルガン [写真]

8月にちょっと変わった所を見学してきました。


場所は、池袋にある東京芸術劇場のパイプオルガンです。
持って行ったLeicaIIIが不調で3年前の携帯電話での撮影なので画質が悪くてすみません。

P1000079.jpg
<クラシック>

子供参加体験プログラムとして、パイプオルガンの構造の解説を行う、
「紙で作るパイプオルガン教室」に親子で参加しました。

当日は首席オルガニスト小林秀之さん、次席オルガニスト新山恵里さんを始め、劇場スタッフの方々と厚紙でパイプオルガンの模型を製作するというものです。

P1000082.jpg

説明を受けた後、厚紙を切ったり貼ったりして開管と閉管の2本のパイプを作成。

参加者全員で、大ホールのパイプオルガンと協演するというお楽しみもありました。

P1000085.jpg


大ホールのオルガンは非常に変わった特徴があります。
2つの正面を持っているオルガンです。 クラシックとモダンと両面になっているものを回転させと使用します。


P1000087.jpg
<モダン>



曲に合わせた構成で、<クラシック>ではルネッサンス様式とバロック様式の2台のオルガンを一つに組み込み、三段階鍵盤を共通して使用します。
ルネッサンス様式では、ピッチ467Hzでオランダ・ルネッサンスの様式です。
バロック様式は、415Hzのピッチで調律されドイツ・バロックです。

<モダン>はフランス古典からロマン派移行期のオルガンで五段階鍵盤を使用します。
フランス古典様式を中心にロマン派の要素も取り入れた設計で、平均律440Hzとしています。

背面には32フィート管が並んでいます。これは回転できないので、鍵盤とパイプの結合を半音ヅラして440Hzと415Hzに対応しています。

このように一台で3つのオルガンとなっているのです。

最初の写真の<クラシック>と上の写真の<モダン>とが、回転台の上で裏表にあっているのです。
演奏時には見ることができませんが当日は動かして頂けました。
電動で3〜4分程度で変更するのですが、総重量60トン近く、高さ20メートルあまり横幅13メートルのオルガンが中央左右と3分割して動く様は爽快です。

<モダン>の鍵盤です。
P1000089.jpg

<クラシック>の鍵盤です。
P1000091.jpg
P1000092.jpg

普段絶対に入れないところで、まじかに巨大なパイプオルガンを見れて娘共々楽しめました。
※まー、娘は半分何が何だかわからないようでしたけど (笑い)
nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

磐梯山 02磐梯山 03 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。