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沼津旧御用邸 [町歩き]

仕事の都合で、ほぼ3ヶ月更新をやすんでしまいましたが、また徐々に書き込みをして行きます。

今回は、8月に行った「沼津御用邸記念公園」です。

沼津市のホームページでは、
「沼津御用邸は明治26(1893)年、大正天皇(当時は皇太子)のご静養のために造営されました。
 御用邸は皇室が主として保養のために用いる別邸で、いわばリゾート施設です。当時、このあたり一帯は楊原村と呼ばれる小さな漁村でしたが、気候が温暖なうえ、前面には駿河湾、背後には富士山という風光明美な地であることから別荘地として注目されはじめて、すでに大山巌(陸軍大臣)、川村純義(海軍大臣)、大木喬任(文部大臣)、西郷従道(陸、海軍大臣)の別荘が建てられていました。彼らはいずれも明治政府の高官です。川村純義伯爵が後に皇孫殿下(昭和天皇と秩父宮殿下)の養育係になっていることを考えると、この4人の存在が御用邸設置に大きく影響したものと思われます。加えて明治22(1889)年に東海道線が開通して、東京からの交通の便がよくなったことも理由の一つにあげられます。」
とあります。

JR沼津駅からタクシーで15分程度海岸沿いの住宅地に在りました。
とても静かなところです。

今回の旅のお伴は、京セラCONTAX AXです。
御存知の方も多いかと思いますが、平成8年(1996)に発売された一眼レフです。
特徴は、オートフォーカス。
今ではごく普通の機能ですが、この機種は変わっています。京セラCONTAXマウント(通称・ヤシコンマウント)のレンズならば、何でもオートフォーカスになってしまう。
レンズで合焦するのではなくてフィルム面を前後させて合掌させるというモノです。2重になった筐体の中でもう一台のボディが前後に動いているので、不思議な感触です。
同時期のニコンF4と比べて遜色ないというか、厚みはAXの方が厚いですね。ほとんど辞書のレベルの厚さです。

ただM42でもなんでもマウントアダプタを使えば、どんなレンズでもすべてオートフォーカスになってしまうんです。

普通はフランジバック(フィルム面・ピント面)は絶対に変わらないことが当たり前で、その面に対して、合焦するように色々な収差を補正していると思うんです。
実際に使ってみると実にちゃんと使えてしまう。京セラの技術力なのか、他をまねしたくないと言うCONTAXと言うブランド名なのか、唯一無二ではないでしょうか。

さて沼津の旧御用邸ですが、現在は沼津市に払い下げられて記念公園となっています。
中心となるのが西付属邸です。「御座所」「謁見所」「侍従室」「女官室」「御車寄」「厨房」などが在る建物群です。

入り口の守衛さんの立ち番所

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CONTAX AX CarlZeiss Vario-Sonnar 28-70mm F3,5-4,5 T* F8 AV FUJI PROVIA 100

厨房の明かり取りの窓

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CONTAX AX CarlZeiss Vario-Sonnar 28-70mm F3,5-4,5 T* F8 AV FUJI PROVIA 100


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mitu

ご訪問有難うございました。
宜しくお願いします。
by mitu (2009-09-05 09:44) 

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