レチナIIIcで東京タワー [写真]
コダックRetinaIIIcで東京タワーを撮ってみました。別に東京タワーでなくても良いんですが、たまたま近くにいたものですから。
このRetinaIIIcは、ドイツコダックが作っていたもので、コダックが現在の135フィルムを普及させる目的でドイツのナゲール社を買収して販売したカメラです。フォールディング(スプリング)カメラとして1934年のオリジナルレチナ(Ⅰ)から戦後のⅡ型、そして1954年から1957年までのⅢc型とこの後の一眼タイプのレチナフレックスとが有ります。
所有のものは、Ⅲ型の最後期のもので私よりも年配者です。発売当時185ドルと有りましたので、当時の為替(1ドル365円)では67,525円。昭和三十年代初頭では国家公務員の初任給が1万円前後ですのでかなり高価なカメラでした。
Ⅲ型の特徴は露出計内蔵、連動距離計、そしてなんと交換レンズ。
標準レンズはSchneider-KreuznachのRetina-XenonC f:2.0/50mmです。
広角はSchneider-KreuznachのRetina-Curtar-XenonC f:5.6/35mm。Curtarの名前通り(ドイツ語ではKurz)短く小っちゃいです。
望遠?はSchneider-KreuznachのRetina-Logar-XenonC f:4.0/80mm。こちらはLogar(ドイツ語ではLang)長いというよりは太いです。
くわしくは後日またアップしますが、なんとも個性的なレンズ達です。
さて実写は下記の通りです。とてもシャープな写りと色が独特でなんとも良い感じの色に上がりました。
このRetinaIIIcは、ドイツコダックが作っていたもので、コダックが現在の135フィルムを普及させる目的でドイツのナゲール社を買収して販売したカメラです。フォールディング(スプリング)カメラとして1934年のオリジナルレチナ(Ⅰ)から戦後のⅡ型、そして1954年から1957年までのⅢc型とこの後の一眼タイプのレチナフレックスとが有ります。
所有のものは、Ⅲ型の最後期のもので私よりも年配者です。発売当時185ドルと有りましたので、当時の為替(1ドル365円)では67,525円。昭和三十年代初頭では国家公務員の初任給が1万円前後ですのでかなり高価なカメラでした。
Ⅲ型の特徴は露出計内蔵、連動距離計、そしてなんと交換レンズ。
標準レンズはSchneider-KreuznachのRetina-XenonC f:2.0/50mmです。
広角はSchneider-KreuznachのRetina-Curtar-XenonC f:5.6/35mm。Curtarの名前通り(ドイツ語ではKurz)短く小っちゃいです。
望遠?はSchneider-KreuznachのRetina-Logar-XenonC f:4.0/80mm。こちらはLogar(ドイツ語ではLang)長いというよりは太いです。
くわしくは後日またアップしますが、なんとも個性的なレンズ達です。
さて実写は下記の通りです。とてもシャープな写りと色が独特でなんとも良い感じの色に上がりました。
タグ:東京タワー RETINA IIIc
2009-04-02 23:08
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